N.Y.ジャズ見聞録
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ツイン・サックスのクァルテット、レギュラー・グループ、ビッグバンドと続き、いよいよ大団円の最終日には、リーブマンの音楽の源流であるマイルス・デイヴィス(tp)&ジョン・コルトレーン(ss)・トリビュートをテーマに、スペシャル・ユニットを編成した。マイルスの役どころに、ヴェテランのランディ・ブレッカー(tp)、コルトレーンの忘れ形見であるラヴィ・コルトレーン(ts)と、リーブマン自身がコルトレーンを演じ、リーブマンの盟友フィル・マコーウィッツ(p)と、数々のグループのボトムを支える名バイ・プレイヤー、セシル・マクビー(b)と、アダム・ナシュバム(ds)からなるグループだ。折しも今年2006年は、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーンともに生誕80年、このライヴの翌週の9/23は、コルトレーンの誕生日ということもあり、ニューヨークのジャズ・アット・リンカーン・センターや、ブルーノートでは、コルトレーンに捧げるライヴ、ディスカッションが企画され、バードランドでも、翌週にも、ジョー・ロヴァーノ(ts)やスティーヴ・キューン(p)によるスペシャル・ライヴがブッキングされていた。また、コルトレーンが青春時代を過ごしたフィラデルフィアでも、誕生日の週末には記念ジャズ・フェスティバルが催されていた。
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